九州地方では12日夕方にかけて,雷を伴って非常に激しい雨が降り,大雨となる恐れがあります。
大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第2号 平成20年6月11日04時30分 気象庁予報部発表 (見出し) 梅雨前線の活動が活発となっているため、九州地方では、12日夕方にか けて、雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土 砂災害や低地の浸水、河川の急な増水やはん濫に警戒して下さい。また、落 雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。 (本文) [梅雨前線の予想] 梅雨前線が九州に停滞し、活動が活発となっています。11日夜から12 日朝にかけては、梅雨前線上の低気圧が九州を通過し、低気圧通過後は、梅 雨前線はゆっくり南下するでしょう。12日夕方にかけて、前線への暖かく 湿った空気の流れ込みが強く、前線の活動は活発な状態が続く見込みです。 [防災事項] 九州地方では、12日夕方にかけて、雷を伴い1時間に50ミリ前後の非 常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。 土砂災害や低地の浸水、河川の急な増水やはん濫に警戒して下さい。また 、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。 12日6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、 九州北部地方 200ミリ 九州南部 250ミリ の見込みです。 九州南部では、その後も雨量がさらに増える見込みです。 [補足事項] 地元気象台の発表する警報や注意報、気象情報に留意して下さい。 次の「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は、11日17時頃に発 表する予定です。