本日10時45分,気象庁から大雨に関する全般気象情報 第1号が発表されました。
大雨に関する全般気象情報 第1号 平成20年6月20日10時45分 気象庁予報部発表 (見出し) 西日本と東日本では、21日にかけて大気の状態が不安定となるため、雷 を伴った1時間に50ミリ以上、局地的には70ミリ前後の非常に激しい雨 の降るおそれがあります。土砂災害や低地の浸水、河川の急な増水、落雷や 突風に注意・警戒が必要です。 (本文) [気圧配置の予想] 梅雨前線が華中から対馬海峡を通って本州付近にのび、ほとんど停滞して います。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいます。また、 本州の上空には寒気も流れ込んでいるため、西日本から東日本にかけての広 い範囲で大気の状態が不安定となっています。 [防災上の注意事項] これから、 九州北部地方では 20日夕方 にかけて、 九州南部地方では 21日明け方 にかけて、 中国地方 では 21日未明 にかけて、 近畿地方 では 21日朝 にかけて、 東海地方 では 21日昼すぎ にかけて、 1時間に50ミリ以上、局地的に70ミリ前後の雷を伴った非常に激しい雨 の降る所がある見込みです。 土砂災害や低地の浸水、河川の急な増水やはん濫に警戒して下さい。 また、落雷にも注意が必要です。 21日12時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、 九州地方、近畿地方、東海地方 200ミリ 中国地方 150ミリ の見込みです。これらの雨は、数時間から半日程度の短い時間に集中して降 る見込みです。 なお、大気の不安定な状態は21日以降も続くことから、西日本から東日 本にかけてはその後も雨が降り続き、大雨となるおそれがあります。 [補足事項] 地元気象台の発表する注意報や警報、気象情報に留意してください。 次の「大雨に関する全般気象情報」は、20日17時頃発表の予定です。