大雨に関する全般気象情報 第2号

本日15時50分,気象庁から大雨に関する全般気象情報 第2号が発表されました。

大雨に関する全般気象情報 第2号
平成20年6月20日15時50分 気象庁予報部発表
(見出し)
 西日本と東日本では、21日にかけて九州から本州付近に停滞する梅雨前
線と上空の寒気の影響で、雷を伴った1時間に60ミリ前後の非常に激しい
雨が降る見込みです。土砂災害や低地の浸水、河川の急な増水、落雷や突風
に注意・警戒が必要です。
(本文)
[気圧配置の予想]
 梅雨前線はやや南下して九州から本州付近に停滞し、この前線に向かって
暖かく湿った空気が断続的に流れ込んでいます。また、本州の上空には寒気
も流れ込んでいるため、西日本から東日本にかけて前線活動の活発な状態が
21日にかけても続く見込みです。
[防災上の注意事項]
 九州地方では、これから20日夜にかけて、雷を伴って1時間に60ミリ
前後の非常に激しい雨が降るおそれがあります。その後、九州地方では21
日の日中は一旦雨がやや弱まりますが、夜には再び強まる見込みです。
また、近畿南部や東海地方では21日朝から、1時間に50ミリ前後の雷を
伴った非常に激しい雨の降る所がある見込みです。
 これらの地方では、これまでに大雨となっている所もあります。土砂災害
や低地の浸水、河川の急な増水やはん濫に警戒して下さい。
 また、落雷にも注意が必要です。
 21日18時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、
  九州南部              180ミリ 
  九州北部地方、近畿南部、東海地方  150ミリ
 の見込みです。
 なお、梅雨前線の活発な状態は21日以降も続くことから、西日本から東
日本にかけてはその後も雨が降り続き、雨量は更に増える見込みです。
[補足事項]
 地元気象台の発表する注意報や警報、気象情報に留意してください。
 次の「大雨に関する全般気象情報」は、21日05時頃発表の予定です。


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