大雨の恐れは続きます

大雨に関する全般気象情報 第5号
平成20年6月22日04時45分 気象庁予報部発表
(見出し)
 西日本の太平洋側では22日昼過ぎまで、東日本の太平洋側では22日昼
前から夜遅くにかけて、雷を伴った1時間に50ミリ前後の非常に激しい雨
が降る所があるでしょう。土砂災害や低地の浸水、河川の急な増水やはん濫
に警戒して下さい。総雨量が多くなっている九州では、特に土砂災害に十分
な警戒が必要です。
(本文)
[現況と今後予想]
 梅雨前線が中国大陸から九州をとおり関東にのびています。九州付近には
前線上の低気圧があって、九州では1時間に50ミリを超える非常に激しい
雨を観測しています。また、九州では19日からの総雨量が400ミリを超
えている所があります。
 梅雨前線上の低気圧は、本州の太平洋側を東進し22日夜には関東に進む
見込みです。
[防災上の注意事項]
 低気圧の東進に伴い、非常に激しい雨の地域も東へ移動する見込みです。
九州北部の非常に激しい雨は22日朝までに弱まる見込みですが、西日本の
太平洋側では22日昼過ぎまで、東日本の太平洋側では22日昼前から夜遅
くにかけて、雷を伴って1時間に50ミリ前後の非常に激しい雨が降る所が
あるでしょう。
 土砂災害や低地の浸水、河川の急な増水やはん濫に警戒して下さい。落雷
や突風にも注意が必要です。
 なお、九州はこれまでの大雨で地盤が緩んでいますので、特に土砂災害に
対する十分な警戒が必要です。
 23日06時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、
  東海地方                200ミリ
  近畿地方・関東地方           150ミリ 
  九州南部・四国地方・伊豆諸島      100~120ミリ 
 の見込みです。
[補足事項]
 地元気象台の発表する注意報や警報、気象情報に留意してください。
 次の「大雨に関する全般気象情報」は、22日17時頃発表の予定です。

ところで,お天気キャスターがときどき大雨に十分警戒してくださいとかいったりしますが,具体的にはどうすればいいんでしょうね?(笑)

にほんブログ村 環境ブログ 天気・気象学へ